Press release

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プレスリリース

2021年06月29日

IoT/AI遠隔点検サービス提供のLiLz株式会社(本社:沖縄県宜野湾市、代表取締役社⻑:⼤⻄敬吾、以下「LiLz」)は、LiLz Gaugeに対応する株式会社Braveridge製の全固体電池内蔵新型ルーター(BBLTR1-AP)を2021年7月より正式提供開始することをお知らせします。LiLz Gaugeは、ビル管理・発電所・化学プラント・公共施設・ガス・産業機器・上下水プラント・商業施設などあらゆる業界の目視点検に導入いただいており、今回の新型ルーターにより過酷な低温・高温環境下でもIoTカメラLiLz Camに対して任意タイミングでの遠隔撮影が可能となります。

新型ルーター「BBLTR1-AP」は、停電用内蔵バッテリーに全固体電池を採用することで、過酷な環境下での連続動作を実現しました。停電用内蔵バッテリーがある理由は、施設における瞬停時にもデーターを欠損することなく安定的に通信させることが目的になります。新型ルーターは内蔵バッテリー容量は350mAhで、停電時はAC電源供給なしでおおよそ3時間動作(高画質を1日24回Uplinkした場合の参考値)することができます。動作温度範囲が-15℃〜60℃と強化されたため、高温のボイラー室や冷房・暖房のない施設などにも設置することができます。

LiLz Gaugeにおけるルーターの役割は、主にパソコンやタブレットなどからLiLz Camに対して任意のタイミングで遠隔撮影指示ができるようになる点です(LiLz Cam-BLEの場合は画像データのUplinkも経由する)。ルーターは、LiLz Camの近く10-30m程度(遮蔽環境などによって増減する)に設置するだけです。今回の新型ルーター提供により設置位置の自由度がより高まり、遠隔撮影指示可能エリアが広がることが期待できます。

LiLz Gaugeは、 株式会社Braveridgeが提供する産業用途に適したIoTプラットフォームBraveGATE(https://www.braveridge.com/product/archives/7)を採用しています。

■ LiLz Gaugeについて

LiLz Gaugeは、電源が無いあらゆる場所の目視巡回点検をリモート化します。1日3回撮影で約3年間と長期稼働する低消費電力IoTカメラとクラウド側の機械学習・画像解析によってアナログ計器の値を自動で読み取るため、現場に行くことなく点検対象の情報を効率的に取得します。カメラを設置した当日から目視点検の省力化をスタートできます。

■ LiLz Gaugeに関するお問い合わせ https://lilz.jp/lilzgauge/contact/