【LiLz Gauge】直近3ヶ月の機能アップデート概要
2021年 06月18日

LiLz Gauge ユーザーの皆様、

いつもお世話になります。

現場の皆様より日々ご要望・ご意見を頂戴しており、誠にありがとうございます。日々サービス改善に努めておりますが、直近3ヶ月での主なアップデートについてまとめました。日々の設備保全業務にお役立ていただければ幸いです。

・トレンドグラフの期間指定 ・円型、矩形型計器の針色指定色にグレーを追加 ・アラート通知の時間帯指定 ・画像取得タスクの負荷軽減対策

トレンドグラフの期間指定 アナログ計器をデジタル化した後、値のトレンドを指定期間で見ることができるようになりました。これにより施設の状態を目的に合わせて即座に把握できるようになりました。例えば、以下のようなボイラ圧力計のケースです。ボイラは水を沸かして蒸気を作る設備ですが蒸気を作ると缶内圧力が上がり、使うと下がります。この現場のボイラは、缶内圧力が0.3MPaまで下がると蒸気をつくり、0.8MPaまで上がると蒸気をつくるのをやめるようになっています。期間を1日にすると当日の動作状況が分かります。

gauge_trend_graph_1

期間指定により30日間のグラフを表示します。これにより、ボイラを整備するため、圧力を抜いている期間があることが把握できます。缶内圧力0になったので、缶体冷えるのを待ちボイラを開けて整備を開始、整備が終わり、適切に昇圧開始していることを点検者だけでなく全てのステークホルダーが即時に閲覧することができます。

gauge_trend_graph_2

期間指定で、整備期間をさらに詳細に把握することもできます。

gauge_trend_graph_3

このようにアナログ計器のデータをデジタル化することで、設備保全における情報共有が効率的になり点検者だけでなく関係者全員が帳票などのレポートを待たずに正確にデータを把握することができるようになります。

円型、矩形型計器の針色指定色にグレーを追加

円型および矩形型計器は、針の色を画像処理にて解析し、針の位置を推定しています。今回針色にグレー2色を追加しました。矩形型計器などの針が細いことでスポイトで色を取得しようとしても期待の色が得られない、などの課題がありました。今回グレー2色を追加し、効率的に読取精度のチューニングができるようになっています。

add_gauge_needle_color

アラート通知の時間帯指定

計器値が閾値を超えた場合メールでアラート通知できますが、通知時間を指定できるようになりました。時間指定することで施設未稼働時などの不要アラートを減らすことができます。本設定はリトライ撮影の設定と同じ「施設の設定」にあります。

alert_available_range

画像取得タスクの負荷軽減対策

5月にクラウドサーバーの負荷が増えた影響で、一時的いLiLz Camから閉域網を経由してUploadされてきた画像が取得しずらい状態となっていました。そのため、画像取得用のタスクを専用サーバーに移動し負荷分散対策を実施しています。本件は6月も継続的にチューニングや追加対策を実施しており、ご利用のみなさまにはご迷惑をおかけしますが日々安定してデータを取得できるように改善してまいります。

今後予定している改善項目は常時100程度あります。現場がもっとラクになるように引き続きサービス向上に努めてまいりますので、引き続きよろしくお願いいたします。

LiLz株式会社 大西 敬吾